新宿オークタワー歯科クリニックです。
高齢になると体の各部分に変化が訪れますが、口腔も例外ではありません。
高齢者の口腔健康を支えるために、適切な食事の選び方が不可欠です。
本日は、高齢者が摂取しやすく、口腔健康を保つための食事のポイントを紹介します。
口腔の変化と食事の重要性
高齢になると唾液の分泌が減少し、乾燥しやすくなります。
唾液は口内を清潔に保ち、細菌の繁殖を抑制する役割があります。
また、咀嚼や嚥下の機能が低下することで食事の選び方が重要になります。
適切な食事は、口腔の健康だけでなく、全体的な健康維持にも寄与します。
摂取しやすい食材の選び方
柔らかく、水分を多く含む食材は嚥下しやすいためおすすめです。
具体的には、おかゆ、スープ、蒸し野菜などが挙げられます。
また、発酵食品の摂取は、口内の善玉菌を増やし、バランスを保つ助けとなります。
適度な刺激を持つ食材、例えば柿やキウイなども唾液の分泌を促進し、口腔健康をサポートします。
避けたい食材や飲料
高齢者は糖分の取り過ぎに注意が必要です。
甘いお菓子やジュースは、虫歯や歯周病のリスクを高める可能性があるため、摂取を控えるよう心掛けましょう。
また、アルコールは口腔の乾燥を引き起こす原因となるので、適度な摂取が推奨されます。
辛い食材や刺激物も、口腔内の粘膜に負担をかけることがあるので注意が必要です。
食事の際の注意点
食事時は、ゆっくりと食べることを心掛け、十分に咀嚼することが大切です。
これにより、食物をより細かくし、嚥下しやすくします。
また、食事後の口腔ケアも重要で、水や緑茶で口をすすぐことで、食べ残しを減少させることができます。
定期的な歯科検診を受け、適切な口腔ケアを続けることで、飲食の楽しみを長く保つことができます。
歯の健康を守るために、定期的な検診を受けることを心がけましょう。今回の情報がお役に立てば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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