目次
- インビザラインの痛みはどれくらい?
- ワイヤー矯正とインビザラインの痛みの違い
- インビザラインで痛みを感じる主なタイミング
- 痛みの対処法とセルフケアのポイント
- インビザライン治療中に避けるべき行動
- 痛みを感じたら早めの相談がカギ
- まとめ
新宿オークタワー歯科クリニックです。
「インビザライン矯正って痛いのかな」と不安に思っていませんか。
矯正中の痛みは生活の質にも影響するため、治療を始める前に知っておきたい重要なポイントです。
今回は、インビザライン矯正の痛みの原因やその特徴、具体的な対処法について詳しく解説します。
この記事を読めば、痛みへの不安を和らげ、安心して矯正を始める準備ができます。
結論として、インビザラインは一般的に痛みが少なく、適切な対処で快適に続けられる治療方法です。
インビザラインの痛みはどれくらい?
インビザラインはワイヤー矯正と比べて痛みが少ない矯正方法として知られています。
マウスピースを段階的に交換しながら歯を少しずつ動かすため、強い力が一気にかかることがありません。
実際に感じるのは圧迫感や軽い違和感であり、ほとんどの方が我慢できる範囲の痛みです。
また、食事中はマウスピースを外せるため、食べ物による痛みもほとんどありません。
初めての矯正で不安を感じている方にも、比較的ストレスの少ない治療と言えるでしょう。
ワイヤー矯正とインビザラインの痛みの違い
ワイヤー矯正は装置が歯や口内に直接触れるため、痛みが出やすい傾向があります。
特に装着後や調整直後は強い痛みを感じる方も多く、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
一方でインビザラインは、痛みの質が異なり、主に歯の移動に伴う軽い圧迫感として現れます。
また、マウスピースは滑らかな素材で作られているため、口内を傷つけにくくなっています。
以下に、主な違いをまとめます。
インビザライン
- ・段階的に力をかけるため痛みが分散される
- ・取り外しが可能で食事が快適
ワイヤー矯正
- ・口内炎や粘膜の傷ができやすい
- ・見た目のストレスが大きい
このように、インビザラインは総じて身体的・精神的負担の少ない矯正方法といえます。
インビザラインで痛みを感じる主なタイミング
インビザラインでも全く痛みがないわけではなく、以下のような場面で痛みを感じることがあります。
- ・新しいマウスピースに交換した直後
- ・長時間外していた後に再装着したとき
- ・マウスピースが口内の粘膜に当たったとき
- ・抜歯後やIPR処置後(歯の間を削る処置)
- ・アタッチメントが当たることによる違和感
これらは歯の移動に伴う自然な反応であり、数日以内に落ち着くケースが多いです。
痛みが長引く場合は早めに担当医に相談することが大切です。
痛みの対処法とセルフケアのポイント
痛みを感じた際には、いくつかのセルフケアを取り入れることで不快感を軽減できます。
以下のような対策を試してみてください。
- ・柔らかいものを中心に食べる
- ・前のマウスピースに一時的に戻して様子を見る
- ・マウスピースの尖った部分を削る(専門医の指示のもと)
- ・市販薬ではなく処方された鎮痛薬を使用する
- ・矯正用ワックスでアタッチメントを保護する
正しい対処法を知っておくことで、安心して治療を継続できます。
インビザライン治療中に避けるべき行動
痛みがあるからといって自己判断で対処してしまうと、逆に症状が悪化することもあります。
次のような行動は避けるようにしましょう。
- ・痛みを理由にマウスピースの装着を勝手に中断する
- ・市販の痛み止めを長期的に服用する
- ・マウスピースを強く押し込む、または無理に外す
- ・冷やしたり熱いものを口に含んで刺激を加える
トラブルを防ぐには、必ず専門医に相談して指示を仰ぐことが基本です。
痛みを感じたら早めの相談がカギ
痛みが数日以上続く場合や、日常生活に支障が出るほどの痛みがあるときは、治療計画の見直しが必要な場合もあります。
無理をせず、歯科医師と相談しながら対応することが大切です。
また、マウスピースの精度や適合状態も痛みに影響するため、定期的な診察で状態を確認してもらいましょう。
治療の成功には、自己判断せず医師と協力することが何よりの近道です。
まとめ
インビザライン矯正はワイヤー矯正と比べて痛みが少なく、違和感の多くは歯が動いている証拠です。
主な痛みの原因はマウスピースの交換時やアタッチメントの刺激であり、多くは数日で軽減します。
痛みがあるときには柔らかい食事や専用ワックスの使用など、セルフケアで対処が可能です。
自己判断で治療を止めたり市販薬に頼るのではなく、歯科医と相談しながら進めることが重要です。
正しい知識をもって臨めば、インビザライン矯正は快適に続けられる治療方法です。
少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
監修者
東京歯科大学卒業後、千代田区の帝国ホテルインペリアルタワー内名執歯科・新有楽町ビル歯科に入職。
その後、小野瀬歯科医院を引き継ぎ、新宿オークタワー歯科クリニック開院し現在に至ります。
また、毎月医療情報を提供する歯科新聞を発行しています。
【所属】
・日本放射線学会 歯科エックス線優良医
・JAID 常務理事
・P.G.Iクラブ会員
・日本歯科放射線学会 歯科エックス線優良医
・日本口腔インプラント学会 会員
・日本歯周病学会 会員
・ICOI(国際インプラント学会)アジアエリア役員 認定医、指導医(ディプロマ)
・インディアナ大学 客員教授
・IMS社VividWhiteホワイトニング 認定医
・日本大学大学院歯学研究科口腔生理学 在籍
【略歴】
・東京歯科大学 卒業
・帝国ホテルインペリアルタワー内名執歯科
・新有楽町ビル歯科
・小野瀬歯科医院 継承
・新宿オークタワー歯科クリニック 開院
新宿区西新宿駅徒歩4分の歯医者・歯科
住所:東京都新宿区西新宿6丁目8−1 新宿オークタワーA 203
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