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2025.02.15

インビザラインは誰でもできる?向いていない人の特徴

 インビザラインは誰でもできる?向いていない人の特徴

目次

 

新宿オークタワー歯科クリニックです。
歯並びを整えたいけれど、インビザラインが自分に合っているか不安に思っていませんか。
透明で目立ちにくく取り外し可能なインビザラインですが、すべての人に適しているわけではありません。
矯正方法の選択を誤ると、治療期間が長引いたり、理想の歯並びにならなかったりすることもあります。
今回は、インビザラインが向かない人の特徴と、適した矯正方法について解説します。
自分に最適な矯正治療を見極めることで、無駄なくスムーズに歯並びを改善することができます。
結論として、自己管理が苦手な人や重度の歯並びの乱れがある人には、別の矯正方法をおすすめします。

 

インビザラインが向かない人の特徴

インビザラインは装着時間を守り、適切に管理できる人に向いている矯正方法です。
しかし、以下のような特徴がある人にはあまり向いていません。

・1日20時間以上の装着ができない人

インビザラインは1日20~22時間の装着が推奨されています。
食事や歯磨き以外の時間は基本的に装着しなければならず、このルールを守れないと治療が進みにくくなります。
装着時間を確保できない人は、ワイヤー矯正の方が適しているでしょう。

・マウスピースの管理が苦手な人

インビザラインは自分で取り外せるため、清潔に保つことが重要です。
しかし、適切な洗浄を怠ると細菌が繁殖し、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
口腔ケアが苦手な人には、固定式の矯正装置が向いているかもしれません。

・通院が困難な人

インビザラインは通常2~3か月に一度、歯科医院でのチェックが必要です。
スケジュールが不規則で通院が難しい場合、ワイヤー矯正や他の治療法の方が合っている可能性があります。

 

歯並びの状態によって向かないケース

インビザラインは軽度~中程度の歯並びの乱れに適した矯正方法です。
しかし、以下のような歯並びの場合、インビザラインでは対応が難しいことがあります。

・抜歯が必要なケース

歯並びを整えるために抜歯が必要な場合、歯を大きく動かす必要があります。
インビザラインでは大幅な歯の移動が難しく、ワイヤー矯正の方が効果的です。

・重度の叢生(ガタガタの歯並び)

歯のスペースが極端に足りず、大きな歯の移動が必要な場合、インビザラインでは適切に調整できない可能性があります。
このようなケースでは、抜歯を伴うワイヤー矯正や外科矯正を検討した方がよいでしょう。

・骨格的な問題がある場合

顎の大きさや位置が原因で歯並びが乱れている場合、インビザラインでは治療が難しいことがあります。
骨格的な問題には外科矯正を併用した治療が必要になるため、専門の歯科医と相談しましょう。

 

インビザライン以外の矯正方法の選択肢

インビザラインが適さない場合、ほかの矯正方法を検討することが大切です。
以下のような方法があるため、自分に合った治療を選びましょう。

・ワイヤー矯正(表側矯正)

ほぼすべての歯並びに対応でき、細かい調整が可能。
装置が目立ちやすいが、確実に歯を動かせるため、重度の症例にも対応。

・裏側矯正(舌側矯正)

歯の裏側に装置をつけるため、目立ちにくいのが特徴。
高度な技術が必要なため、治療費が高くなる傾向がある。

・ハーフリンガル矯正

上の歯は裏側、下の歯は表側に装置をつける方法。
目立ちにくさとコストのバランスが取れる。

・部分矯正

前歯の軽度な乱れなど、部分的な矯正に適している。
治療期間が短く、費用も抑えられる。

 

インビザラインを成功させるために重要なポイント

インビザラインの効果を最大限に引き出すためには、以下の点を意識することが大切です。

・1日20時間以上の装着を徹底する

装着時間が短いと、歯が正しく動かず、治療期間が延びてしまう可能性があります。

・マウスピースを正しく管理する

食事の後はしっかり歯を磨き、マウスピースも専用の洗浄剤で清潔に保つことが重要です。

・歯科医の指示に従う

自己判断で装着時間を短縮したり、交換スケジュールを変更したりしないようにしましょう。

 

まとめ

インビザラインは、装着時間や管理がしっかりできる人に向いている矯正方法です。
一方で、自己管理が難しい人や重度の歯並びの乱れがある人には、ワイヤー矯正など別の選択肢が適している場合があります。
自分の歯並びやライフスタイルに合った矯正方法を選ぶことで、スムーズに理想の歯並びを手に入れることができます。

 

少しでも参考になれば幸いです。
自身の歯についてお悩みの方はお気軽にご相談ください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

監修者

小野瀬 弘記 | Onose Hiroki

東京歯科大学卒業後、千代田区の帝国ホテルインペリアルタワー内名執歯科・新有楽町ビル歯科に入職。
その後、小野瀬歯科医院を引き継ぎ、新宿オークタワー歯科クリニック開院し現在に至ります。
また、毎月医療情報を提供する歯科新聞を発行しています。

【所属】
日本放射線学会 歯科エックス線優良医
JAID 常務理事
P.G.Iクラブ会員
日本歯科放射線学会 歯科エックス線優良医
日本口腔インプラント学会 会員
日本歯周病学会 会員
ICOI(国際インプラント学会)アジアエリア役員 認定医、指導医(ディプロマ)
インディアナ大学 客員教授
IMS社VividWhiteホワイトニング 認定医
日本大学大学院歯学研究科口腔生理学 在籍

【略歴】
東京歯科大学 卒業
・帝国ホテルインペリアルタワー内名執歯科
・新有楽町ビル歯科
小野瀬歯科医院 継承
新宿オークタワー歯科クリニック 開院

 

新宿区西新宿駅徒歩4分の歯医者・歯科

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